二つの違い~其の壱~
あまりたいした事ないように思えますが、意味も深くとても大切なことだなぁ~と思いキーボードをたたいております。
フランスのマジシャンが、テーブルホッピング(レストランなどでマジシャンが順々にテーブルを回りながらマジックを披露していくスタイル)について書かれた著書にこうありました。
ほとんどのプロマジシャンは、“違う観客”に“同じマジック”を演じます。アマチュアマジシャンは“同じ観客”に“違ったマジック”をたくさん演じます。
絶対にそうだというわけではありませんが、とても重要なポイントではないでしょうか!
一つのマジックを自分のモノにするには、相当の数をこなさなければなりません。驚き、楽しんでもらう為には高い完成度が要求されます。
染み付くぐらいになれば、マジックを演じながら“別の何か”をするための余裕、ゆとりができます。マジックを演じるにはその“別の何か”の方が重要だったりします。
より不思議さが高まり、魔法に近づけることができると思います。そういうものをいくつ持っているかというのもプロとしての大切な要素なのかも知れません。